ベンチャー

俺は零細企業の2代目!

防音材「一人静」を販売している零細企業経営者。防音や経営奮闘をお伝えします!

防音材

視覚による防音対策

 色彩によって騒音の受け取り方が変わる、ということが研究されております。たとえば、同じ音源の機械があっても、機械の色が「緑」と「赤」では受け止め方が変わって来るそうです。

 

 これは非常に面白い研究だと思います。というのも、音自体は変わらないのに色自体で音が小さく感じていくという事は「ストレスを感じなくなっている」という事になります。

 ただし、人が受けている騒音のレベルは一緒ですから、そこは弊社の役割。しっかり音を軽減し騒音対策後に色彩を変えることで、通常の作業性の効率を高める可能性があります。

 

 そういえば、「ワンピース」のキャラで色彩を変えることで戦闘能力を変えるキャラがいましたね。攻撃力の高いルフィの戦闘能力を無効化した色が「なごみの緑」でした(笑)緑というのは落ち着く色なのでしょうね。

 

 

インターンシップ

 来週16日から静科では1か月のインターン生を採用致します。といっても、初めてのインターン生になりますので、こちらが教えるというよりは若い人材が活きやすい空間や体制づくりを学ばせて頂くことになります。

 

 また、来てくれるインターン生には通常の勤務以外に社員による勉強会に参加してもらおうと思ってます。意見を聞く事、また聞いてもらっている社員双方の成長につながると思います。

 

 今回は静科からの募集ではなく、自発的な応募でした。こんな中小企業に来てくれることを嬉しく思うと同時に、絶対に来たことを損させないように見守っていきたいと思います。

製品デザインの必要性

 製品の性能で競争する時代も一部を除いてほぼ同機能になってきました。現在の生活を満たすうえで、高機能・高性能はさほど必要になくなってきたのではないでしょうか?

 

 と、なると今後さらに必要になってくるのは製品のデザインです。デザインは「ここにいますよ」的なスタイルもあるかと思いますが「周囲に溶け込む」必要もあります。一つの製品で空間が変わってしまっては購入に躊躇します。

 

 静科でも今までは性能重視で突き進んできましたが、ここで一つ道を探りデザイン性も見直してきます。

社内勉強会

 社員が徐々に増えにつれ、今後の方向性を話し合う機会を設けました。

 日々の流れの中で初期メンバーと新規メンバーでの意識の差を埋めるのが目的です。新規メンバーにとってみれば右も左もわからない中、入ってくる情報や行動がすべて真実です。反対に設立当初の社員は、日々変動していく状況の中、設立時の意識のまま行動しているかもしれませんので、一度双方の理解をリセットすべく企画しました。このずれが大きくなれば会社の行動力も大きく低下しますので早めにやろうと思いました。

 

 とは言え、大まかな目的はきめ進行は全て社員に実行してもらいました。よく「SWOT分析」というのがありますがそれの「強み」をピックアップして意見を出し合いました(ネガティブはあり過ぎると思うので、今回はスルーです)。また、厳粛な社内会議ではなく、ラフな感じで、お茶を飲みながら進行していきます。

 

 結果、思った以上の成果を得られました。まず、ほぼ毎週話していた会社の方向性がスンナリと頭に入ってきたこと、さらに整理されることで着実に会社の強みが増えてきていることが初期・新規社員で体感できました。

 この強みをいかに強化していくか、がみんなの意識に変わっただけでも大きな団結力になります。また、日々情勢の変化が理解しあえて来ましたので進化し続ければいけない、という意識も芽生えたはずです。

 

 私自身も皆の考えや見え方にちょっとずつ触れることが出来ましたので、ノミニケーションや朝礼では感じにくいコミニケーションができたのではないかなー、と思います。

勉強方法

 社会人になってから「勉強」ってしてますか?中学・高校の様な詰め込み式ではなく、自分を磨く・育てる・成長させることしてますか?

 

 私の学習方法は主に「読書」ですが、意外に読む時間が無かったりしますよね。そのため今まで知っている本を何回も読むのもいいですが、知らない情報を入手できるのが読書のいいとこだと思います。電子書籍を導入して、本を買いに行く手間が省けましたが、購入履歴をみると大体似通った題名が多く反省してしまいます(苦笑)。

 さて、読書をおこなった後に、入手した情報・知識をどこにつかうかを考えるのが次の勉強方法です。いま進めようとしている事業計画に生かせるかも、今後の案件に役に立ちそうかも、と思ったらすぐにパソコンに入力したり、社内ラインに流してアウトプットします。社会人になって難しいのは、正しい回答がありませんがとくべき問題を探すのも自身の課題です。とくべき問題探しが間違っていたら、どんなに正しい回答も無駄になってしまいます。

 

 勉強方法は人それぞれ。運動しながら良いアイディアを思い浮かぶ人もいますし、早寝早起きの情報活動が有効な人もいます。自分の勉強方法を確立させ、定着した人が次の時代を引っ張っていけると思います。

半沢直樹 最新刊レビュー - 銀翼のイカロスー

 8月1日に最新刊がでました。発刊まで非常に待ち遠しかったのですが、10時きっかりにダウンロードし、1日で読破いたしました(ちゃんと仕事してからですよ!)。

 

 ドラマ効果もあってか、連載期間中も内容が一部報道されていてワクワクしてました(切り口鋭い女性大臣が、民主党の某大臣経験者を連想させたり・・・)。さて、読後ですが・・・。

 なんか3巻目のロスジェネの逆襲が大どんでん返しをしてたので、あまりインパクトがなかった感が。話としては面白いんですが、料理で言えば前のやつが刺激が強すぎて味が感じなくなってしまったのかもしれません(苦笑)。再建最中の帝国航空の経営者の動きもあまり見えなかったから、あまりがんばれーって気持ちになれなかった。

 

 池井戸さんは長編以外にも短編も相当面白いので(個人的にはシャイロックの子供たち)次回作にも期待です!

脱サラへの補助金

 最近ニュースに取り上げられておりますが、企業に対し新たな支援が出来るそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140728-OYT1T50162.html

 

案の定、ネットでは「甘やかし過ぎ」や「すぐ起業しよー」なんて言葉が出てますが、私にしてみればネットでほざいてないでやれるものならやってみろ、的な感じです。

 

この補助金の中身を見てみるとおもに製造業の新開発に絞っていることがわかります。今、ベンチャーの企業で製造業はいくつ思い浮かびますか?

横のつながりもないサラリーマンや技術者が起業するにあたり、資金や在庫、技術開発にかかる時間と費用は相当なものです。製品製造への在庫は1個から取れることは少ないです。ロットでとるためその分の費用がかさみます。さらに、在庫を置く場所が必要になります。家賃や土地代が必要になり、モノが製造できなければ固定費のみかかります。さらに流通網や広告がなければ作った製品を世に広めていくことができません。その間の費用は膨大なもので、この補助金の650万円は生活費でもあり企業の資本金でもあります。

 

 ベンチャーにとって、国が出来る事は2つあると思います。一つは起業のしやすさ。これは資金や人材、販路です。2つ目は失敗した時(倒産、撤退)の2度目のチャンスです。基本ベンチャーは自分の個人資産を担保に銀行から資金を借ります。今は担保なしでも借りれる場合がりますが、失敗した場合個人で返済していくことになります。

 

 この補助金以外にも「創業補助金」というのが4月から始まっております。こちらは創業にかかった費用の2/3を支援して貰えます。この情報は誰でも知っている情報でしょうか?

日本も起業のしやすさはだいぶ整ってきたと思います。もう一歩、「2度目のチャンス」を明確に掲げ、周知できるようになれば起業しやすさもアップすると思うのは甘い考えでしょうか?

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