半沢直樹 最終回！

　いよいよ半沢直樹も最終回を迎えました。数少ない名作だと思いますが、ラストシーンを見ますと原作通り次につながりそうでワクワクします。

　第二部で登場するタミヤ電気は我々中小が抱える不安を明瞭に描いていると思います。TVのように、圧力により偽の融資を申し込むことはないと思いますが、資金繰りが苦しくなり粉飾などによる融資実行は昨今の書籍内容を見ても往々にして存在すると思います。また、その粉飾で会社が続いていることに目を向けず、永続的に会社の安定、融資が続くと思ってしまいます。

　貸す側としては、返してもらえるという保証と、未来への投資、社会への貢献などがあると思います。借りる側としても、銀行に対しお金の額を述べるだけではなく、自社の有意義性、社会への貢献、未来への希望を語るべきだと思います。

　現金がある限り会社はつぶれない、とは言われますが、そのお金がどこからどのように来ているのか、その先も続くのかを考えると自ずと自分たちの行動が見えてくると思います。安定は他から与えられるものでなく、自分たちで築いていく（技術開発、営業強化、経営安定）ことを心がけていかねばなりません。