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俺は零細企業の2代目!

防音材「一人静」を販売している零細企業経営者。防音や経営奮闘をお伝えします!

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利益は率よりも額では?

 商社様とお付き合いをして、私には不自然に思う事が多々あります。その中の一つは、元商社の社員から聞きましたが、商社内では主に粗利の額よりも率を大事にしているということです。

 

 なるほど、全体の売り上げに対し率を定めておけば、多くの営業マン、取扱製品を抱える企業では経営上管理が楽になります。しかし、一律に規制をかけてしまいますと、本来取れる利益が取れなくなるります。私はこの点、「利益額至上主義」です。

 

 極端な例ですが、20円で仕入れた鉛筆を80円で売ると利益率は75%で利益額は60円です。8,000円で仕入れた製品を10,000円で販売すると利益率が20%で利益額が2,000円です。利益率は後者の方が低いですが、どちらが会社に貢献しているでしょうか(回転率は省きます)?この点を判断できる社員や営業マンがいると、会社としては支えになります。

 

 我々はメーカーですので、エンドユーザー様には商社様を通しております。しかし、この利益率重視と利益額重視の商社様によって売れ方が非常に変わってまいります。弊社の製品は金額でみると高額の部類に入りますので、臨機応変に対応できるとメーカー、商社様、お客様の3方の利益につながります。

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