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俺は零細企業の2代目!

防音材「一人静」を販売している零細企業経営者。防音や経営奮闘をお伝えします!

防音材

各市場によって温度差があります

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 前回は防音対策の「物納化」を書きましたが、そもそもの理由はお客様に集中して対応できるように考えております。零細企業の痛いところは、人数の少ない反面自分たちでやることが多く、お客様一人一人に対応がしにくい点にあります。その結果、顧客満足を満たせることなく、下手をしたら行き違いでお客様に見限られる可能性があります。

 

 実は、弊社ではこの事例がTV放映後多々ありました。2012年の当時は主に「防音素材」のみの提供でしたので、防音対策をしたいお客様、特に建築関係には一材料としての見られ方しかできませんでした。その結果、オーナー様が気に入っても、施工や設計部分で削られることが多く、形になる事が少なかったのです。

 

 反面、工場関係ですとパーテーションの様に使用したりと、現場の材料で設置が可能です。元々が「不燃」や「調湿」、「腐食性」を持っておりますので本来は建材向きですが、高温多湿な工場方面でもあっているかもしれません。

 

 施工採用は設計や建築の実績がなければ難しく、その第一歩を踏むのを多くの建築会社様が嫌がります。また我々自身もなかなか至っておりません。反面、工場ではしっかり施工し、屋外でも台風時でも、大雪時でも形状や性能を維持しております。まだまだ我々には建材としての導入は早いのかもしれません。しかし、今回の「物納化」を強化し、第二段階で建材での導入を進めていきます。

 

 ダメだ、ダメだの理由を探すのは簡単で、すぐに言い訳になりますが、次のステップでの気持ちで挑んでいきたいと思います。

 

 

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