零細企業の黒字
昨年の決算書が出来上がりました。皆様のご支援、社内の頑張りもあり昨年は営業利益、経常利益ともに黒字化を達成できました。この場をお借りして御礼申し上げます。
決算書は一年間の成績書でもありますし、創業以来の姿勢(累積赤字等)が反映されます。弊社では赤字も時期もありますが、その時々の経営姿勢によって販売が大きく変わってきます。もちろん、社会を取り巻く経済や環境の問題もありますが、基本的な条件は同じですから嘆いていても仕方ありません。
弊社では昨年より大きく改善してきたことがあります。まず、しっかりとした税理士さんにお願いし、短月での売り上げ、利益などを早急にあげて貰うようにいたしました。また、それを経営者だけでなく社内全員で閲覧し、来月、年での売り上げを意識させました。
決算書は数字を把握するうえでは大きな材料になりますが、年末だけチェックするのは危険です。大まかな勘定項目の中に、把握しきれない数多くの経費が出ておりますので、決算書が出た時期は経費を控えようと思っても、また翌年には同じ経費をかけてしまうかもしれません。本来削減できる部分も、無駄に費やしてしまいます。
決算書は家計簿と一緒、という見方もある通り、年間での予想を立て実行していかなければ多くの社員の家族を不幸にしてしまいます。
偉そうなことを言っておりますが、私自身もまだまだ勉強中ですので、しっかり身につけて実行していきたいと思います。