目的は不純でもいい！

　経営者が「儲かったら車を買いたい」などを目的として行動するのは不純だと思われるかもしれませんが、私としては結果としてはそのような経営者でありたいと思います。

　極端な話ですが社会貢献ばかりをPRして、赤字続き、社員にも過重労働を課している会社と、黒字を出し、社員各々の夢や希望（極端に言えば欲望ですが）をかなえる会社どちらが成長しやすいでしょうか？また、結果として社員の働く意欲、利益が出ることによっての社会的貢献（法人税など）が可能になります。現状中小は７０％が赤字なので、法人税を納付しておりません（この場合の儲かるというのは、社会規範に反した活動をせず、モノづくりで販売量が増える、という意味です）。

　欲が無くなると、自分の行動が小さくなります。大きな行動・決断・発明もせずに継続的な売り上げを出すことを「安定」ととらえる傾向がありますが、そんなものは幻想です。知恵を出すことを忘れると縮小し、結果会社自身の存続、雇用の危機に陥ります。

　弊社の若い社員の中には、何かを買いたい、欲しいという欲望が希薄になってきています。もっともっと欲を出して成長してほしい！と思ってしまいます(笑)